【後編】仕事は楽しいかね?【書評】
目次
【前編】○はじめに
○『計画』が最大の不幸要因
【後編】○行き着く先はわからない【とにかく進め】
○未完成でいいから出発しろ
○一つの問題は一つのチャンス
○訳者あとがき
○おわりに
ハローはてなブログ!
どうも!かねごんです!
本日は前回に引き続き【書評】で、
【後編】となります!
前編は↓↓
タイトル通り、
『仕事は楽しいかね?』2015年
デイル・ドーテン著 野津智子=訳 きこ書房
です!
あらすじとしては、たまたま空港で出会ったおじさんとお話をして、いろいろ質問を受け、考えさせられるという感じです。
とにかく勉強になることが多くありましたので、ぜひ参考にしてください!
○行き着く先はわからない【とにかく進め】
「人生は進化だ。そして進化の素晴らしいところは、最終的にどこに行き着くか、まったくわからないところなんだ。」
きみは、最初に陸にあがった魚は長期にわたる目標を持っていたと思うかね?
面白い表現ですよね。
確かに、生き物はその環境で生きていけるように少しずつ進化していってます。
それも後先考えずに。
どこへ向かっているかはわからないけど、とにかく進む。
それが自分にとっていいかどうかはわからないけれど。
何度となく"表"を出すコインの投げ手は何度となく投げているのだということを。そして、チャンスの数が十分にあれば、チャンスはきみの友人になるのだということを。
これは、表を出し続けた人が優勝みたいなシーンの話です。
表を出し続ける人はそれだけの回数コインを投げている。つまりなにか成功をし続けることができる人は、それだけの数、挑戦をしているということです。
挑戦をしてチャンスを多く生み出すことが重要です。
「"計画どおりの結果になるものはない"という使い古された決まり文句に頷くのに、相変わらず大勢の人が計画を立てることを崇め奉っている。
皆、誰しも、計画を立てたことはあると思います。
夏休みの宿題は夏休み終わる1週間前に終わらせる。
とか
修学旅行でどこを回っていくか。
とか
今週中にレポートA、来週中にレポートBを書く。
みたいな。
しかし、その規模が大きければ大きいほど、計画通りにはいかなかったと思います。
それを実際に体験していて、計画通りの結果にはならないことがよくあるということをわかっているのに、計画を立てることを美徳としている。
固執しすぎてしまう。
計画を立てることは大切なことでもあります。
しかし、それに固執してしまうと、計画外のことが起きたときに対応できなくなってしまいます。
計画が全てではないということですね。
○未完成でいいから出発しろ
"適切な時"とか"完璧な機会"なんてものはないということ。
これは〈この場で〉〈ただちに〉始めるということだ。
これは最近、本当に頻繁に耳にする類の言葉じゃないでしょうか?
行動が大事
だということですね。
整っていなくていいから、どんどん行動に移していく。
実際に行動に移して、失敗しても修正して、向上させていく。
そうした方が学びは早いし、多いし、定着しやすいです。
さすがに未完成とは言え、やれることはやって、多少の形は作っておく必要はあります。
もう一つは、パッと浮かぶ考えはたいてい使い古されたものだし、パッと浮かんだわけではない考えの多くもやっぱり使い古されたものだということ。
アイデアにはそこまで価値はない
という言葉も最近よく耳にします。
大事なのはそれを行動に移すことができるかです。
これまでに考えられたことのないアイデアはなかなか思いつくことはできません。
そして、だいたい、なにかとなにかの掛け合わせということが多いです。
完璧では十分じゃない。
ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。
"完璧とは、ダメになる過程の第一段階"ってことだ。
確かになぁ〜。ってなりました。
もはやこの世に完璧というものは存在しないのではないかという哲学の話になってきますよね。笑
自分がなにを完璧とするかで、飛躍もするし後退もするということですね。
まずはとにかく始めること。どのアイデアが最終的に実を結んで、どのアイデアが身を結ばないか、確かめる方法なんてないんだから。
常に検証を繰り返すことが大事で、いわゆる、PDCAサイクルですね。
色んなことを試して、検証する。
○一つの問題は一つのチャンス
問題と仲良くなり、その結果、問題は問題じゃなくなった。
その問題をどう扱うかによって、その問題はなんにでも変わるということです。
キングコング西野さんの言葉で
向かい風も舵の取り方によっては追い風ともなる
というのがあります。
本質は同じような感じで、一つの問題が発生したとしても、それをどう扱うかが大事ということです。
ある意味、新たな発見があって、問題ではなく、改善の余地を与えてくれたと捉えるといいかもしれないですね!
「ミスというのは隠そうとしがちなものだ。だけど、きみはミスを目の前に並べて、しっかりと調べないといけない。恥だと思ったり、怒りを覚えたりすることなく、だよ。だからミスには、時間をおいてもう一度取り組んだほうがいい。」
これは新入社員など、若手が知っておきたい言葉かもしれないですね。
ミスをミスで終わらせてはいけません。
ミスを冷静に受け止め、論理的に分析して、もう一度取り組み、改善できるように励むことが必要です。
かなり難しいことだと思います。
僕にとっては、かなり難しいことだと感じました。
どうしてもミスには感情的になってしまうことがあります。
しかし、それを抑えて、論理的になにが不足していたのか、なにが間違っていたのかを分析する必要があります。
そうするためには、上記の通り、時間をおいてもう一度取り組むことが良い方法なのかなと考えます。
「問題と仲良くなったらそれはもう問題じゃないってことで意見が一致したよね。問題の中を深く突き進んでいってごらん、そうすると反対側に、つまり"問題にあらず"に出る。冷静に見てみるとね、過ちは単なる一つの問題なんだ。
失敗も同じこと。単なる大きな問題に過ぎない。失敗の中を深く突き進むと、反対側に出るよ。"失敗にあらず"にね」
問題や失敗は、そこで終わらせてしまったら、問題や失敗となる。
その問題や失敗を踏まえて、どう改善するかが大事で、改善することができたなら、その問題や失敗も成功するための通過点でしかない
ということになります。
だから、考え方によっては、問題や失敗はこの世に存在しないとも言えます。
そうなれるように思考を変えていかなければならないですし、行動に移して行かなければならないと再認識しました。
○おわりに
前編と後編に分けても、どちらもなかなか多い文の量となりました。
(どちらも3000文字ずつくらい)
見るの大変だったかもしれませんが、それだけ学ぶことが多かったということです。
これからもどんどん本を読んで、学びを増やしていきたいと思います😎
本日はこれにて終了!
閲覧ありがとうございました!
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