かねごんのひとりごとからみんなごとへ

日々、感情が動いた時や考えたことをアウトプットしていきます。それが読者の方に有益な情報となれば幸いです。 基本はひとりごとですが、皆さんのコメントなどによりみんなごととなります。記事を読んで感情が動いた時は、是非コメントしてください!

【前田裕二】「人生の勝算」ビジネス成功の鍵

 

こんにちは!

喉を痛めてしまって、寝込んでるかねごんです。

風邪なのかどうか、わかりません😭

今日は仕事休みなのでちょうど良かったです。

 

 

さて、タイトル通り、

『人生の勝算』前田裕二著 2017年 幻冬舎

https://books.rakuten.co.jp/rb/14994124/

 

で、学んだこと、感じたことを書いていきます。

 

3000文字程です。

 

 

 

 

 

 

 

 

引用部分は「」の内側に掲載してます。

○ビジネス成功の鍵

ビジネスを成功させる上で重要な点を示していたので、その中の要点をまとめます。

 

・「濃い常連客づくりが大事」

この点について、スナックを取り挙げています。

 

なぜスナックは潰れないのかという視点が語られていましたが、いくつかの要因があります。

 

その中でも、かねごんが大事だと感じたのは、

需要が「モノ消費」から「ヒト消費」へと移り変わっているということです。

 

「モノ消費」とは、その「モノ」自体に価値を感じて消費することです。

 

例えば、キャベツ1玉100円で売られていて、100円の価値を感じていたら、購入するという感じです。

 

 

一方で、「ヒト消費」は、その「ヒト」とのやり取りの中で生まれる価値を感じて、消費することです。

 

 

例えば、スナックのママと話してる間に発生する席料などが当てはまるのかなと思います。

 

少し値段が高くても、そのママ目当てでやってくるということは多くあります。

 

 

また、スナックは「所属欲求」や「承認欲求」なども満たすことができます。

 

ヒトが深く関わっていることがビジネスにおいて重要だということです。

 

「モノ消費」は景気などに左右されやすいですが、「ヒト消費」は安定的に需要があります。

その安定的な需要というのが「濃い常連客」であると言えます。

 

そのため、ビジネスにおいて、「濃い常連客づくり」は重要な点であるということです。

 

 

 

・「ツッコミどころを作り、『コミュニケーション可能範囲』に入ってきてもらう」

 

コミュニティを作るにあたって、重要な要素が5つ提示されていました。

 

その中で1つ、かねごんが勉強になった要素を抜粋します。

 

「1.余白の存在」

『余白』とはなにか。

まだ何にも染められていない、未完成な部分のことです。

 

スナックの話で例えると、電球の交換が身長が足りずに困っている。みたいなのも余白(未完成な部分)と言えます。

 

その未完成な感じが共感を誘い、仲間を作るのです。

 

お客さんが、助けてあげたりすることで、その店の『常連客』となりやすくなるのです。

 

客は応援したくなるのです。

 

本の中では、AKBグループの話がありました。

 

AKBの推しメンバーがどうやったら上位ランキングに入れるのかをファンが一生懸命になり、さらにファンはそのメンバーのことを大好きになっていくのです。

 

「不完全なものはファンを作りやすい」のです。

 

 

 


○コミュニケーション

変なプライドはコミュニケーションの邪魔になります。

 

何かに固執してコミュニケーションを取ると、『面倒くさい人』とレッテルを張られることがあります。

 

もちろん、譲れないところはプライドや誇りをもって接するべきです。

 


「コミュニケーションとはさらけだすこと」

とも書かれていました。

 

 

『挨拶』という言葉の『挨』は『ひらく』という意味があります。

 

『拶』は『近づく』という意味があります。

 

つまり、自分の身を明かして近寄るという意味があります。

 

コミュニケーションの始まりは、『挨拶』で始まるのはこういう所以があります。

 

 

「営業で勝つためにはニーズの見極めが全て」

とも書かれていましたが、営業に限らず、コミュニケーションにおいて、相手のニーズを的確に捉えるスキルは非常に重要だと考えます。

 

 

 

相手がなにしたいのかを把握できると、手助けをすることができます。

 

例えば、

飲食店で友人が水を飲み干したとき、手が届かない所にピッチャーが置いてあって、自分が近い位置にいる場合は水を注いであげる

 

というような些細なことで、コミュニケーションは円滑になりますし、仕事ができると思わせることができます。

 

仕事はそういった些細なことの繰り返しのことが多いと思います。

 

 

「仕事の基本は思いやり」

「思いやりとは『他者』の目を持つこと」

 

前田さんは『仕事』を、上記のように定義しています。

 

『他者の目を持つ』ということは、『他者のニーズを把握する』ことと似ています。

 

また、

「自分が何を与えたいかよりも、相手が何を欲しいか」

ということもありました。

 

人とのコミュニケーションにおいて、どうしても自分の価値を相手に伝えたいと思うことが多くなることがあると思います。

 

 

しかし、他者からしたら、興味のないことは右から左へ受け流してしまいますし、生産的なやり取りは難しくなります。

 

 

自分主体よりも相手主体でコミュニケーションを取ると、より良くなると考えられます。

 

 

○コンパス

前田さんはこのコンパスを重要視しているように思えました。

 

 

そもそもコンパスとはなにか。

 

私は、方向性は同じだけど、多角的に捉えられると思いました。

 

例えば、『目標』、『経営方針』、『軸』、『価値観』、『目的』、『生き方』などです。

要は、『なにを大切にするか』です。

 

 

 

 

そのコンパスを持たずに動き出しても、幸せにはなれないですし、何のための動きなのかもわかりません。

 

また、こうも書かれていました。

 

「価値観という自分の船の指針、コンパスを持っていないことが最も不幸。持たぬが故に隣の芝生が青く見えてしまう。」

 

 

自分が幸せだと思う価値観がわかっていて、決めていれば、自分を不幸だと思ったり、人のことを羨ましく思うことは無くなります。

 

 

幸せになるためにも、自分のコンパスを持っておくことが重要です。

 

 

コンパスを持つためには、前田さんのように自己分析ノートをたくさん書いて作って、自分と向き合って、自分について研究することがいいです。

 

自分を知ることで、自分自身をコントロールすることもできます。

 

 

アメリカ人はルール作りに長けている

米国企業であるGAFA(Google,Apple,Facebook,amazon)のようなプラットフォーマーが世界を牛耳っています。

 

プラットフォーマーはルールを決めて、それを世界へ価値を生み出しています。

 

そういった意味で、アメリカ人はルール作りが上手で、ルールを作る側はどうしても有利にことを進めることができます。

 

 

一方で、日本は傾向として、「作られたルールの中で成果を出していくことに競争性がある。」

 

この考え方はとても共感しました。

 

日本人は、ルールを疑ったり変えたりすることが下手です。

 

 

そのルールの本質を理解しないままゲームを進めてしまいます。

 

 

その中で成果を出すことも大事なことですが、おかしなルールがあるまま進めてしまっていることもあったりします。

 

 

日本人は特にルールの本質を再考していく力をつけなければなりません。

 

 

 

○終わりに

この本から学ぶことはとても多かったです。

 

前田さんの『仕事』に対しての向き合い方が、ある意味、"異常"とも言えるほど、熱意があります。

 

その姿勢は完全に真似はできないし、それが自分にとって適しているかもわかりません。

 

しかし、その姿勢で行動している人にはとても魅力があるし、話す言葉に説得力や重みがあります。

 

ますます、前田さんのことが好きになりました。

 

SHOWROOMがこれから日本発の企業として、世界に価値を提供していく姿を見れると思うと、とても楽しみです。

 

 

関連して、世界一の企業になるとも書いてありました。

 

なかなか言えることではないと思います。

 

かなりのプレッシャーを感じることになるからです。

 

しかし、そうやって、プレッシャーを自分自身に与え続けてきたから、凄いスピード感で行動できていたのだと思います。

 

本当に心の底から尊敬します。

 

これからも期待しています。

 

 

 

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