【映画レビュー】『イーストサイド・寿司』
2日連続で良くない夢を見てしまったので、少し気分が悪いですが、今日も元気に活動します、かねごんです!笑
さて、今日は、映画レビューです!
過去に見たものですが、とても勉強になる映画だったので書き記していきます!
『イーストサイド・寿司』
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○概要
シングルマザーである「フォアナ」は父親の助けを借りながら、道端で屋台を出し果物を売って、その日暮らしに近い生活をしていた。
いつも通る地元に日本食レストランがあり、すぐに面接を受け、様々な困難が立ちはだかるが、熱意を持ってやるフォアナは乗り越えていく。
○作中から学んだこと
・幸せの基準
人によって幸せの基準は異なります。
高い車に乗ること、高い時計を身に付けることが幸せだと感じる人も居ますし、毎日何も事件が起きずに過ごせているだけで幸せだと感じる人も居ます。
誰もが億万長者になりたいわけじゃないです。
程よい収入と幸せに暮らせればそれでいいと思う人がこの世に非常に多く居ます。
その基準を人と人が合わせようとすることはとても危険だと考えます。
同質性を持とうとすると必ず摩擦は起きます。
それはまさに「多様性を理解していない」と言えます。
多様性を理解しようとしたいなら、まずは相手を認める、許容することが大事だと考えます。
しかし、最初のうちは相手を認めたり、許容することはとても難しいことです。
私は、相手を認めたり、許容できる人のことを『大人』と言うのだと考えています。
人それぞれ幸せの基準は異なると理解出来る人は『大人』の一人なのかもしれません。
・まずはやってみる精神
『まずやってみる』
とても大事な意識だと言えます。
『見て覚える』はどんなは場所でも必要です。そして行動に移すことがとても重要です。
その道の先人はその方法が一番いいと考えて実行しているのですから、真似することはすぐに一番いい方法に触れることができます。
また、『学ぶ』という言葉は『真似る(真似ぶ)』が由来です。
真似すること=学ぶこと、勉強すること
です。
真似して、習得して、自分の方法で試してみる。
試行錯誤の繰り返しにより、オリジナリティが生まれます。
『まずやってみる』はとても重要な概念と言えます。
しかし、もちろん失敗することもあるでしょう。
特に日本人は失敗を恐れる人が多いです。
また、失敗した人を嘲笑う人も多いです。
そんな環境では、挑戦する人も減っていきます。
そういう環境は是正するべきですし、応援できる環境づくりが大事だと考えます。
挑戦する人は恥をかいて笑われるかもしれませんが、挑戦しなければ自分の成し遂げたいことには届きません。
気にしないで実行していく自信が必要です。
自信をつけるには、とにかく試行錯誤を繰り返し、一番いい手法を見つけることが大事だと思います。
・異物を受け入れる姿勢
異物とは、自分とは異なる考え方を持つ物体や人間を考慮してます。
作中では、経営者の「ヨシダ」は『伝統ある板前寿司は日本人の男性が握るんだ』という姿勢で何度も「フォアナ」の握りを否定していました。
しかし、最終的には「ヨシダ」も「フォアナ」を受け入れ、引き続き繁盛していくことになりました。
最初は受け入れがたくても、意外な組み合わせが爆発力を持ったりします。
感情論で受け入れを拒否することは愚かなことだと言えます。
論理的に考えて、受け入れられない場合は仕方がないですが。
伝統は守りながら、その場に合わせて変化させる必要があると考えます。
伝統を守りながら、その場に合わせて変化させることは非常に大事です。
今もこれからも時代は加速度的に変化していく中で、変えるべきでないところは変えず、その時流に合わせて変化させることが必要だと考えます。
特に、作中の「ヨシダ」のような権力のある人間が頑固者だと環境は変わりづらいです。
経営者は柔軟に動けるように論理的思考を養わなければいけないのだと感じました。
○その他
・現金管理怖い
作中で、フォアナは屋台で商売をしていましたが、強盗の被害に遭うシーンがありました。
命に関わる被害はありませんでしたが、その日の売り上げは根こそぎ持っていかれました。
現金でなければ被害はなかったかもしれないと考えると、現金を屋台で扱うのは非常に危険なことだと感じました。
○終わりに
映画のストーリー性としては、わかりやすいストーリーになっていて、よくあるタイプの映画ですが、しっかりとメッセージ性のある勉強になる作品でした。
自然と涙も出てきてしまうような、応援したくなるような、そんな映画です。
お時間あれば、ぜひご覧ください。
最後にオススメ度
4.2点/5.0点
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