はあちゅう血液クレンジング炎上について
こんばんは。
北海道に来て6日目となります。
寒さには慣れることはありません。笑
特に足元が冷えますね…
今日は休みなので、これから映画でも見ようかなというところです。
かねごんです。
今日は、少し前に炎上したはあちゅう氏の件について書き連ねていきます。
概要
インフルエンサーの「はあちゅう」氏は、血液クレンジングについて、
『自然治癒力を大幅にアップさせる』
と推奨し、がんや脳梗塞などの予防効果をブログに記載していた。
後の取材で、『裏どりができていない健康法を安易に広めてしまい申し訳ない』と謝罪した。
一方で、『そもそもなぜ、医師免許のある人がニセ医療を提供しているのか』と疑問を口にした。
はあちゅう氏は、"自腹"で通っていた。
クリニックなどの医療機関からはお金は一切受け取っていないとのこと。
有名ブロガーや最先端の美容・健康に詳しい人たちなど、著名人が試していたから、安心してしまったという。
○感じること
僕個人としては、はあちゅう氏の責任の割合というのはもっと低くてもいいと思いますし、ここまで炎上したのは"環境的要因"なのかなと思います。
やってることはただのレビューですし、メディアの取材と同じように思えます。
医師から話を聞いて、それをブログで書く。
そこにお金が発生したら話は別ですが。
こんなことで炎上して謝罪しなければならない環境は、生きにくい世の中なんじゃないかなと思います。
しかし、反省すべき点もありますので、以下に記載していきます。
●インフルエンサーとしての反省点
・徹底的に調べなければダメ
疑う力を持たなければなりませんね。『この効果はプラシーボなのかもしれない』くらいのスタンスは必要ですね。
特に自分の理解度が低いところは。
・無知は恥
こういう指摘もありましたが、確かに知らないままやるとこういった事案になりますね。『無知は恥』となることも頭の中に入れ、徹底的に調べなければいけないですね。
私自身も知らないまま、このブログの記事を書かないように気を付けます。
●その他感じること
・日本は炎上気質
日本の人は人に対して批判的すぎると思います。
そんな環境は生きづらいと思うのは私だけでしょうか?
人を過剰に批判することは自分の首を締めることにもなると思います。
人のことを指摘したからには、自分もそれ以上のパフォーマンスをしなければなりません。
そうなると、何か行動を起こすことが億劫になってしまうと思います。
そうなると知見も広がらず、人生の楽しみも狭まる気がします。
そういう環境は変えていくべきだと私は考えます。
結局、我々は誰かの情報を受け取って生きてるわけです。
批判ではなく『協力』できる社会になっていくことが、幸福度を高めますし、人間らしい生き方ができるのではないかと思います。
人の悪い点や指摘する点いくらでもでてきます。
それを受容して助け合っていくことが重要です。
ヒト・モノ・コトに、我々日本人は完璧を求めすぎています。
・未知の分野で炎上しても仕方がない
医療の分野は何が合ってるかなんてわからないですよね…。
医師が言ったことが正しいと思い込みますが、時が経つにつれて、情報は更新されていきます。
前まで、
『〜〜は体にいい』
と言っていたものも
『実は、〜〜は体に悪い』
ということはよくあります。
そんな曖昧な部分でいちいち炎上してたらキリがないです。
消費者は一つの情報として受け止め、それを信じるか信じないかは人それぞれです。
・"有名人"という立場上の問題
今回の件は、『有名人』『インフルエンサー』だから、『被害を拡大させる』という意味で"加害者"になってしまいました。
一人の消費者なら被害者だったはずです。
SNSが発達した今、どこからがその『有名人』なのか基準がないので、問題に曖昧さがあります。
例えば、『twitterのフォロワー10000人以上は、有名人に値するので責任が問われる』とか。
そういった基準がないので、責任を取って謝罪するというのも、違和感があります。
はあちゅう氏も一人の被害者です。
責める理由はほとんどないに等しい気がします。
・悪いのは販売者なのでは?
そんな商材を販売する人が悪いだけだと思うのは私だけでしょうか?
インフルエンサーは思ったことを言うのが仕事ですし、はあちゅう氏は自分のお金で血液クレンジングを利用し、ブログを書いていました。
賄賂のような、いわゆるステマはなかったそうです。
本当に感じたことを書いているのであれば、それは罪に問われることはないのではないと思います。
根拠もない商品内容を言って販売してる業者こそが悪の根源です。
言ってしまえば、詐欺とも捉えられます。
誇張して紹介した場合は、それはもちろんその人が悪いですが。
消費者はそれに騙されないように気をつけることが重要です。
・専門家同士の意見のやり取り
専門家は専門家を批判できる環境下になきゃ安全は保たれないと思います。
例えば、一人の専門家が科学的根拠・裏付けのない商品を販売したときに、他の専門家が指摘できるような環境が必要です。
消費者はその成分や効果など、あまり理解はできていません。
そこにつけ込んで販売を行わないように、消費者庁などが監視を更に厳しくしなければいけないのではないかと今回の件で感じました。
終わりに
ダラダラと書き連ねましたが、今回の件でここまで炎上するとは思いませんでしたが、本当に日本は炎上気質なのだと再認識しました。
炎上をうまく利用している人もいますが、あの方達は鋼のメンタルだから成し遂げられることです。笑
なんでもかんでも批判してしまうこの環境は生きにくい世の中を作っているため、変えるべきですし、変わらなければなりません。
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