かねごんのひとりごとからみんなごとへ

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ラーメン屋社員が語る 初バイトはラーメン屋にしないほうがいい理由4選

 

こんにちは。

 

台風の影響で各所で被害が出ており、とても悲しいです。被害に遭われた方にはお悔やみ申し上げます。

二度と台風には今回のような被害を起こして欲しくないと、毎度思います。

 

 

 

さて、タイトルの通り、人生で初めてのアルバイトでラーメン屋を選択することをオススメしない理由をいくつか語っていきたいと思います。

 

またラーメン屋に限らず、共通する点がある場所でのアルバイトはオススメできないので、初バイト選びをしている方は要チェックです!!

 

あくまでラーメンは大好きで、毎日食べてもいいと思えるような人間なので、ラーメン屋を潰したいと思っているわけではないです。

 

今のままでは、ラーメン屋で働き続けたいと思う人は激減し、潰れていき、美味しいラーメンを食べれる機会が減ってしまうと考えています。それを阻止するために、警笛を鳴らしたいのです。

最後には、解決すべき点を提示したいと思います。

 

 

初バイトをラーメン屋にしない方がいい理由

①仕事の基本を教わる機会が少ない

初バイトする世代といえば、高校生、大学1年生くらいかなぁと思いますが、まだ仕事の基本を知らないと思います。

 

例えば、

・出勤、退勤時の挨拶の仕方

・扶養について

・お客様との接し方

・飲食店なら食品の扱い

・先輩達との接し方

などなど、沢山ありますよね。

 

私は大学一年生の頃から、大手の企業の飲食店で働いたので、上記の常識を事細かに丁寧に説明して頂きました。

もちろんマニュアルも一定程度はあり、必要に応じて対応を変えていました。

本当にいいバイト先だったと思います。

 

 

しかし、ラーメン屋だと、大手といえば『一蘭』や『幸楽苑』などですが、それ以外の所は小規模なお店がほとんどです。

 

そういった小規模なお店にはマニュアルは置いてないことの方が多いですし、『自分で学べ!』というスタイルが多いです。

※全ての店がそういうわけではない。

 

 

下記の③でも語りますが、男社会だとそういうことが比較的多いように思います。

現に私はラーメン屋で働いていますが、教えて貰ってないことも、『知ってるよね?』というスタンスで話を進められるので、とても困ります。

常識的なことではなく、その店独自のルールなど、教えてもらわなかったら、わかるわけもありません。笑

 

先輩も、新人が知らないことを把握できてないことが多いのはしょうがないことですが、そういうことが本当に多いです。

 

 

 

 

 

②とにかくきつい!危険!給料に見合ってない

 

ラーメン屋は熱々のラーメンを提供するために、常に火を使い、お皿も熱い状態です。もちろん、鍋、寸胴も熱いです。

 

お皿を洗う水も50度に設定されていたり、洗浄機の洗いたては60度のお湯がお皿に付着しています。

 

回転が命ですので、

 

『熱いから皿を持てない』

 

など言ってられません。

気合いで持ち上げます。

落としたらそれはそれで危険ですし、持つだけでも火傷することもあります。

 

 

厨房は常に熱いです。冷房をつけていても、非常に熱いです。

それを何時間も休憩なしで、立ちっぱなしで動き回るのです。

熱中症になってもおかしくない環境です。

 

さらには、1000円くらいで食べれるラーメン屋には、クレーマーや態度の悪いお客さんがとても多いです。

それに対応する可能性も大いにあります。

 

回転率を上げるために、お客様を煽る行為をしなければならない状態もあります。

 

それなのに、アルバイトの場合は都内で時給1000円〜1250円くらいでしょうか。

 

全然見合っていません。

 

最低で1500円くらい貰ってもいいと思います。

 

 

③基本的に男社会

 

最近は女性の店主が台頭してきたり、ラーメン好きな女性がアルバイトで働いていたりしますが、9割以上が男性が働いています。

 

ラーメン屋は男社会です。

 

男だけの会社ってどうでしょうか?

 

多様性があまりない環境だと面白くないと思う人もいるかもしれません。もちろん、男だけでできる話もあって楽しい時もあると思います。

 

 

 

男だけだと、ガサツというか、女性目線のものはいつまでも作れないですし、革新が起きにくいと思います。

 

 

男としては女性と働いた方が楽しかったり、新しい発見があったり、気を使えるようになったり、成長すると思います。

 

女性としても、女性がいる方が安心して働けますよね。

 

 

あまり細かいことを気にしない人なら、男社会でもいいのかもしれませんが。

 

 

④単純作業

ラーメン屋は、

出勤

開店準備・仕込み

開店

営業・仕込み

閉店

仕込み

退勤

 

 

というところが多いと思います。

基本的に同じ作業の繰り返しで、仕込みも単純で、他の場所で活かせることは少ないように思えます。

 

学ぶことはそこまで多くありません。

私は面白いとは思えませんでした。

 

だったら、自分の知らない、フレンチやイタリアン、和食などの知識を学べる場所の方がいいなと考えます。

 

せっかく働くなら学べるところの方が絶対にいいです。

 

 

 

 

逆にオススメする理由

①まかないでラーメンがたべれる

 

↑の通りで、ラーメンが大好きな人からしたら、お金も貰えて、まかないでラーメンも食べれるので最高な環境と言えるでしょう。

 

ただ毎日食べると飽きが来ることを忘れずに。笑

 

 

②名店で働ける

ラーメンの名店は、都内は特に数多くあります。そこで働くプロの元で働くことは、何か学ぶことはあるでしょう。

 

なおかつ、ブランドもあったりします。

就活で活かせるかどうかはわかりませんが、知ってる人が面接官なら、それで株があがるかもしれません。

個人的にはそんなに活かせるとは思いませんが。笑

 

③仲が深まるスピード速い

ラーメン屋の社員は元気な人が多いです。

 

情に熱い人が多いですし、小規模なお店だと特にすぐに仲良くなれます。

 

そこから人脈が広がる可能性はあります。

 

 

 

ラーメン業界の改善点

①客単価を上げる

一蘭のように2000円以上の価格で提供するという新たな試みも行われていますが、基本的に1000円前後で食べれるラーメンが多いと思います。

 

1日に100名来店しても20万は届きません。

人件費、食材費、家賃などを差し引いたら手元に残るのは、そこまで多くありません。重労働なのに低賃金。

 

それでは、働く人がいなくなるのは当然です。

 

改善するには、客単価を上げて、利益を出すことです。または労働環境の改善をすることです。②で少し語ります。

 

外国人の方で、日本のラーメンが好きな方は多いです。

1杯2000円でも食べに来る人は食べに来ます。それなりのサービスは必要ですが。

 

私がお店を開くとすれば、東京ではない地方都市で30名ほど入る箱を用意して、夜は居酒屋要素を取り入れて、お酒の提供を勧めます。

 

サブスクリプション方式などの定額の収入源を提案したり、新たな策を導入することで、新たな価値を持つことができるでしょう。

 

 

 

②労働環境の改善

仕込みは減らすべきです。

サービスを重視して、楽しいお店を作ることがこれからは重要になるでしょう。

堀江貴文氏プロデュースの『蝦夷マルシェ』では、取り寄せ商品を利用して居酒屋を出しています。理想的なお店で、私自身、働きたいとも思いますし、経営してみたいとも思えます。

 

またキャッシュレス化は必須項目です。

現金を数える作業、管理することはとても時間を要しますし、無駄な作業です。両替があったら尚更時間を取られます。

 

危険な作業も減らし、働きたいと思える人が増えてくれれば、お店としての質も上がります。

 

 

 

③ITの導入

予約管理をネットで出来るようにして、Uberのような店員と客の相互のレビューが行えれば、悪質な客や店を排除することができます。

 

店のアプリなども導入して、クーポンを発行するなど、来店意欲を高める効果をITで実現できれば、更なる利益を出すことができるでしょう。

 

 

最後に

初バイトをラーメン屋にするのはやめたほうが良いと思う理由を主に4つ語りました。

あくまで個人的主観なので、もちろんこれが絶対ではありません。

 

楽しくて、危なくないバイトはたくさんあります。たくさん学んでたくさん稼いで、たくさん遊んでください。

是非、これからアルバイトをしようと思っている方の参考になれば良いと思います。

 

 

本日はここら辺で終わります!

閲覧ありがとうございます!

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