食べログ3.8問題を受けて
食べログ3.8問題はご存知でしょうか?
『店が食べログ側に年会費を払うと、その店の評価が上がる』
という問題です。
食べログ3.8問題を見ていく前に過去の問題を取り上げてみます。
過去の問題
・2012年レビューのやらせ
業者に金を払うことで店の評価を高く付けさせるという問題
これはかなり大きく取り上げられましたね。
中学生〜高校生の時でしたが、よく覚えています。
→対処として、電話番号を紐づけることで一人1アカウントにした
(複数アカウント所持を防いだ)
・2013年風評被害
一般のお客様の口コミでお客が激減した。
それに対して、店の経営者が提訴した。
札幌地裁は経営者の請求を棄却した。
理由としては、『表現行為や情報が恣意的に制限されることになる』としたため。
これはもうお店の努力の問題な気もします。
☆無断掲載は2件発生
・2010年無断掲載
事実と異なる表記があったため、店側が削除を求め、食べログ側は削除を拒んだが、和解したため、削除することとなった。
異なる内容は良くないですよね…
・2014年無断掲載
インターネットに掲載をしないという経営方針だったが、食べログに掲載されていた。
店側が削除を求めたが、大阪地裁は店側の請求を棄却した。表現の自由があり、削除を拒むことが違法にはならないという理由。
これはなんとも言えない…。
お客さんは店の経営方針を理解した上でお店は訪問してほしいですし、食べログも考慮してあげてもいいと思うのですが。
・有名レビュアー接待問題
有名なレビュアーがある飲食店から過剰な接待を受けていたことが発覚。該当レビューは削除された。
(食べログの評価は、多くのレビューを行なっている人の評価が反映される)
以上の問題は実際にあった問題です。
さて、
食べログ3.8問題に対しての私の意見ですが、
・契約ならいいと思う
コンサルティング事業として、強制的に加入させるのではなく、お店側が申請する形でコンサルを行うのであれば、ウィンウィンの関係になるのでは?
食べログ側は数多くの登録店のデータを活用し、傾向や対策を考えてコンサルを行えばいい。
お店側はもし困っていたらこれを活用して売上を伸ばす。
・お金で評価が変わるのは問題
本質は有名レビュアーに頼んでるのと同じで問題あり。お金が評価に直結するシステムは即刻辞めるべき。(もしそういうシステムがあるのならば)
知り合いから聞いた話が以下の通りです。
評価の低い店
客足の低い店
知名度がない店
は食べログの社員からバッシングを受けるらしい。
社員は、担当の店の売り上げや評価が上がれば、給料が上がると言われているらしい。
※あくまで知り合いから聞いた話なので、事実とは異なる可能性があります。
でも、そうだとしたら、かなり不合理な力が働きそう…
何が何でもその店の評価を高くしようとするなど、不正が行われやすい体質になっていると言えそう。
食べログ信者と友人から揶揄されるほどに、食べログを毎日のように利用している私としては特にこんな体制でないことを祈ります。
最近では、ホリエモンこと堀江貴文氏がプロデュースしている「TERIYAKI」というアプリも現れていて、私達のお店選びの一助をしてくれます。
※ただし有料です。
もっと食のコンテンツがクリーンな世界になり、たくさん美味しいものが皆で食べられることを祈りましょう!
本日はここら辺で終わります!
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