ドタキャン事件について
○事件の概要
東京・有楽町の居酒屋に団体予約を入れて無断キャンセルしたとして、業務妨害の疑いで東京都在住の男をを逮捕しました。
系列5店舗で計75人分、総額約51万円に上る被害がありました。
「サービス内容を聞くために電話したが予約はしていない」と否認しているそうです。
個人的には、本当に予約したかどうかも不明なところに疑問を持っています。
飲食店の無断キャンセルは
2000億円/年
だそうです。
これに限らず、他の業界でも無断のキャンセルが蔓延ってるのではないでしょうか。
しかし、問題となっているのは飲食店の無断キャンセルです。
飲食店の無断キャンセルについて分析して解決策まで提示していきます。
○原因
・便利化した予約方法
予約方法にはいくつか種類がありますよね。
1.口頭
2.電話
3.メール
4.店専用のサイト
5.食べログなどのサイト
6.その他
予約したか証拠が残るものと残らないものがあります。
証拠が残らないものだと、店としても対応が難しくなると思われます。
また、キャンセル時の対応もすぐにできるものとそうでないものがあります。
口頭や電話などでは、後日支払いという形になると思います。
クレジットカードを予約して登録するサイトの場合は、すぐに対応できるので便利ですよね。
このような状況は、客としては利便性が高くなり、予約しやすくなっていると言えます。
が故に、予約に対して楽観的すぎるのかなと思います。
・キャンセル料の発生タイミング
現状、キャンセル料の発生するタイミングが、キャンセルをしたあと、個別に対応しているところが、まだまだ多いかと思います。
それに加えて、電話番号を控えないところもあります。
電話番号を控えても、たった数千円のキャンセル料のために、法的措置をする店は多くないと思います。
そのため、キャンセル料を回収できなかったり、手間がかかってしまっていると考えられます。
*原因のまとめ
大きな原因としては、一人一人の意識の低さです。
マナーの問題とも思います。
飲食店での労働を義務化した方がいいという話を聞いたことがあり、その時はどちらでもいいと思っていました。
しかし、今回の件のようなことを想像可能にするために、飲食店で働くのもありなのかなと思いました。
○解決策
・ネット予約の充実化
電話での予約はナシにして、ネット予約のみにすることで、予約をしたかどうかの証拠が残り確認できます。
今回の事件は電話予約であったため、予約をしたかどうかの確実性が曖昧ところがあると思われます。
・クレジットカードの登録
これが一番重要かと思います。
キャンセルを回避するためにはキャンセルを気軽にさせないシステムが重要です。
あらかじめクレジットカードを登録しておけば、キャンセル料を回収することもできます。
各サイトがクレジットカードの登録を必須とするべきです。
もしクレジットカードがない場合は現金振り込みなどで先払い対応してもいいと思います。
・前日、当日の確認
大体の予約サイトはこの機能がありますが、予約を忘れないように前日・当日の確認メールや電話をすることが大切です。
・Toretaの活用
Toretaというアプリがあるのをご存知ですか?
都内では少しずつ普及していっています。
株式会社トレタより引用
飲食店の急な空席をアプリ会員に知らせるというシステムです。
店としてはキャンセルが発生しても席が埋まる確率が高まるメリットがあります。
アプリ会員者としては、人気店の急な空席を狙うことができます。
ただし、都市部での活用が大半だと思われます。
規模の経済的な、人が多く集まるところでメリットが発生するというものになります。
・保険の適用
飲食店側がキャンセルをされてしまっても、保険会社がそのキャンセル代金を払うというシステムです。
少しずつ広まっていますが、まだまだ認知されていません。
また、客側の保険の適用があればおもしろいと思います。
どうしても行けなくなってしまった場合などに保険金がおりるというシステム。
ただし、悪用されてしまわないようなシステム構築が大切です。
○終わりに
少し想像すればわかることなのになと感じます。
それをお客さんに求めるなっていう声もありますが、自分と関わる人には少し想像して行動してもらいたいなって感じます。
その方が幸せになれると信じてるからです。
今回の事件も少し想像すれば避けることができたと思います。
そういった被害に遭わないためにも、少し想像して、皆が幸せになれるようになれれば理想的です。
閲覧ありがとうございます!
質問・感想等あればコメント欄にお願い致します!