かねごんのひとりごとからみんなごとへ

日々、感情が動いた時や考えたことをアウトプットしていきます。それが読者の方に有益な情報となれば幸いです。 基本はひとりごとですが、皆さんのコメントなどによりみんなごととなります。記事を読んで感情が動いた時は、是非コメントしてください!

ラーメン屋が語る お客様への要望 2つ (接客業の人必見)

2019年9月30日に銀行員を辞め、

2019年10月1日から都内のラーメン屋で働き始めました。

 

まだ10日ほどしか働いていませんが、様々なお客様が来店されます。

老若男女問わず、外国人のお客様もいらっしゃいます。

 

時として、とても理不尽なクレームを言いつけるお客様(?)、客も居ます。

もちろん、こちらに非がある場合は、間違いを認め、誠実に対応します。

 

実際にあったお話を例に、店側からの要望を提示させて頂きたいと思います。

※個人的な考えなので、店の考えには依存しません。

また、私も一人の客として感じることも入り混じっています。

 

①案内説明を見てほしい。聞いてほしい。可能であれば、調べてから来てほしい。

 

先日、

 

「おい、おい、にいちゃん。並び方、入店の仕方がわからねえよ。そのせいで5人に抜かされたんだけど、どうしてくれんの?前に入れてくんないの?」

 

と強気の姿勢で言いつけてくる、20代後半くらいの男性と20代前半くらいの傲慢な男性のお客様がいました。(強面の)

 

私は、何度も並び方を説明していました。他のお客様はそれに従って頂いて、お並びいただいきました。

また、できるだけ、わかりやすく表示等はしているつもりです。

 

私は、その傲慢なお客様に対して、

 

 

「しっかりと案内の表示はしておりますし、何度もご案内しております。他のお客様もそれに従って並んでいただいてます。前に入れることはできません。列の後ろにお並びください。」

 

 

と声が震えていたかもしれませんが、「誠実に」対応しました。

 

無事(?)その二人のお客様は、後ろに並んで頂きました。

 

ご覧になってる方の中で、接客業のアルバイトをしていた人がいるかもしれません。

 

こういうシチュエーションの時はどうしていましたか?

 

もしかしたら、その傲慢なお客様を優先していたかもしれないですよね?

しかし、それは誠実な対応とは言えないと思います。

 

 

 

他のお客様に対して、全く誠実ではないです。

 

 

他のお客様は案内を見て、聞いて、または自分で調べていたかもしれません。

そのお客様よりも、何も見ずに、聞かずに、調べずに来た傲慢な客を通すのは、極めて不誠実です。

 

 

こういった対応により、スタッフは精神的に疲弊しますし、作業が増えることになります。

そうすると、お客様にいつも通りの接客をすることが難しくなっていきます。

 

世の中のスタッフ(接客に力を入れている所は特に)は、基本的にお客様に丁寧なサービスをしたいと思っていますが、お客様が理不尽なことを要求したり、態度が悪いとその分お客様にも応酬として、良くないサービスが返ってきます。

 

気を使いすぎる必要はありませんが、スタッフの方に余計な迷惑をかけないようにすることが、自分にとってもベストな選択だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

☆スタッフの方向け

お客様の要望を聞くことも大事ですが、店側として、ダメなことはダメだという姿勢を取ることは店とスタッフを守るために必要なことです!

 

 

 

SNSの更新は退店後にお願い

回転率が求められるラーメン屋としては、お客様の食事時間がとても重要な要素となります。

 

もちろん食べる時間が人よりも掛かってしまう方もいらっしゃいます。それはしょうがないことです。急いで食べる必要もありません。

 

ただ、手を動かさずにスマートフォンを使用していたり、話していると時間がかかり、次のお客様のご案内に影響を与えてしまいます。

 

ラーメンの写真を撮ってSNSの更新をしていただくことは、店側としても嬉しいことです。

 

しかし、写真を撮って、食べる前にSNSを更新することは控えて頂きたいです。

 

食べ終わって、退店した後にして頂くことが一番良いです!

 

是非、ご協力をお願いしたいです!

 

 

 

 

 

おまけ

個人的に思ったことツラツラ書いていきます。

 

÷ラーメン屋は低価格帯(1000円前後で食べられる)ということもあり、スクリーニングされていないから、マナーの悪い客が減らない。

 

・ラーメン屋はかなり安い価格で提供されている。労働環境として、「危険」、「長時間労働」、「賃金が釣り合ってない」等が挙げられる。働き手は減っていくことで、これからより一層ラーメン屋は潰れていくだろう。

お客様の協力があって成り立つ商売。二郎なんかはいい例。お店のルールを守るお客様が多いから回転率いい。

1000円前後の価格で、店員に対して求めすぎている。

 

・日本の飲食店は安すぎる。水はFREEだし。チップがない文化。このままでは、多くの飲食店が潰れる。店の革新と客の理解を深めなければならない。鳥貴族は赤字が続いてる。薄利多売はオワコンになってきている。

 

・お客さんを急かしたくない。けど、ラーメン屋のような薄利多売は回転が命。

→これから自分のお店を経営する場合は回転が命なビジネスはしない。回転させるのは顧客志向ではないと考えるから。

 

 

 

 

 

以上、店員が上記の内容を語るのはこれまで一種のタブーのようなものがあったと思います。

しかし、このブログでは、私が感じたことをどんどん発信する場所なので記載していきます。

 

皆が少しだけ気を使えば、皆、心地いい関係を築けると思うのです。

初対面であれば尚更、重要なことだと思います。

 

 

 

 

「お客様は神様」

 

という概念は捨てて、誰が優位とかなくして、対等な関係でお互いが持つ素敵な技を、サービスを享受できるようにしていきましょう!

 

 

 

 

本日はここら辺で終わります!

閲覧ありがとうございます!

質問・感想等あればコメント欄にお願い致します!