かねごんのひとりごとからみんなごとへ

日々、感情が動いた時や考えたことをアウトプットしていきます。それが読者の方に有益な情報となれば幸いです。 基本はひとりごとですが、皆さんのコメントなどによりみんなごととなります。記事を読んで感情が動いた時は、是非コメントしてください!

入社半年で銀行員を辞めました。

タイトルの通り、私は2019年4月に新卒採用で某大手銀行に入社(銀行の場合は入行とも言う)しました。

 

その約半年後の

2019年9月30日に退職することにしました。

 

これから追って理由を記載していきます。

 

また「退職手続き」や「退職に際しての周りとの関わり方」は別の記事を作成します。

 

 

 

退職理由


1.希望した職種ではない  

 


元々はリテール(個人営業)をして、金融の知識や個人のお客様への商品提案・コンサルティング能力を培いたいと思っていました。

 

私の入った会社では半数以上がリテールに配属されるのですが、私はなんと

 

 

 

 

 

 

システム会社へ出向

 

でした。

同期の中でも1割にも満たない割合のところへ配属となりました。。。

全く希望していないのにです。

 

色々な「大人」と話してきましたが、

会社は "そういうもの" らしいです。

 

確かに全従業員の希望を聞いて配属を決めるというのは無茶だということは理解しています。

 

しかし、なにもシステム会社に出向はないでしょう…と思いつつも、とりあえず4月から6月末までの3ヶ月は研修を受けました。

 

その4月から6月末までの研修では、必死にシステムについて学んでいましたが、同期の中では一番の落ちこぼれでした。

 

全くと言って良いほど、システムの基本(設計からコーディング・テストまで)を理解することができませんでした。

 

特にコーディングは訳がわからなかったです。

(システムの構造を作る作業のこと。英語の文字がブワァァァっと書いてあるやつです。)

 

 

 

7月には部署の配属が決まり、本格的に仕事が始まると思っていましたが、9月中旬までは、以前の案件を練習でやるタームでした。

 

あいも変わらず理解はできませんでしたが、先輩方は優しく教えてくれました。それだけが不幸中の幸いでした。

 

しかし、毎日が

 

 

同期が理解できる内容が自分には理解できない

 

 

ということの繰り返しでした。

 

加えて、その繰り返しが嫌になり、毎朝、頭痛や腹痛などの症状が垣間見えました。

何度か体調不良で休むこともありました。

 

 

 

 

何度も説明してもらっても、予習復習等しても理解には及びませんでした。

私と同じレベルだと思っていた同期は、理解できているのです。

さすがに、先輩にも呆れられました。

自分でも呆れました。

というより、絶望感がありました。

 

 

今までこういった経験はなく、

中学の頃からずっと、勉強もスポーツも恋愛も充実していて、全てにおいて右肩上がりの人生でした。

 

しかし、会社に入ると、特に大手の企業にに入ると、東大や京大、早慶出身の人がゴロゴロいます。

地頭が良かったり、努力の天才がいるわけです。

 

 

今まで中高では公立だからか、常に上位10〜20%の学力だったり、部活動ではキャプテンを務めるなど、模範的な学生をしていたつもりでした。

 

しかし、学校の勉強などでわからないところは暗記してなんとかしてきたツケが社会人になった時点で回ってきました。

 

他の同期や先輩などは私立の中高に通っていたりして、地頭がいい、理解力がある等、優秀な人間が多くいました。

 

 

 

こういったことを含めて、改めて抽象的な理解を必要とする、システムは自分には理解しにくい分野なのだと認知しました。

 

加えて、自分の不得意な分野で勝負していくより、得意な、好きな分野で勝負した方がいいと感じました。

 

私の得意な分野とは

・コミュニケーションを必要とする仕事

・具体的な行動を要する仕事

・相手のニーズ、欲求を満たすなど解決策の提示をする仕事

・幅広い知識、雑学があると有利になる仕事

 

などです。

 

 

 

 

 

 

 

そこで8月中旬に、

 

システム会社へ出向    ⇒   銀行のリテール等

 

に戻してほしいと人事部に伝えましたが、

 

『2.3年システムで頑張れ。すぐには異動させられない』

 

 

と言われました。

 

思い出しました。

 

会社は"そういうもの"なんだと。

 

大人は"そういうもの"を受け入れる生き物なんだと。

 

半年後(2年目の4月)に異動させてくれないのであれば、会社を辞めると伝えました。

 

とりあえず1週間考えてくれ

 

と伝えられましたが、思いは変わりませんでした。

それはそうです。

 

 

就活をしていた時から

 

 

『銀行でリテールをする!』(もちろん法人営業でも可)

 

と考えていたのに、2019年4月に期待を裏切られてるのですから。

 

上記の流れから、改めて、人事部に辞める旨を伝え、9月末日で辞めることとしました。

 

ここで私が伝えたいことは以下の通りです。

 

①会社に期待するな!

(特に就活生)

 

②会社外でやりたいことがある場合は、うまく会社を利用しろ!

 

③人生設計を会社に委ねていることを忘れるな!

 

④大手企業と自分の方向性は合ってるか考えよう!

 

⑤大手の底辺より、中小のトップに立て!

 

 

2.好きな仕事をしていきたい
 

①将来的に、身の回りの人が集まれる遊び場を作りたい
と考えています。

今抱えている、中規模の夢です。

 

 

 

いきなりですが、日本の家族の構成について。

 

日本では核家族世帯が60%以上を占めています

(核家族とは「夫婦とその子とだけから成る小家族」のことです。一人暮らし、三世代世帯は含まれません。)

 

結婚して、子供と共に生活していくのが一般的に行われているということがわかります。

 

『最近は結婚が幸せな全てじゃない!』

という方も増えてきています。

 

平日5日間は働き、土曜は家族サービス、日曜は翌日に向けしっかり休む

大型連休は家族サービスをする

 

定年退職後は退職金などでやりたいことをやる

 

などの生き方がまだまだ"常識"かもしれません。

しかし、仲間は会社の人ばかりで、退職後に連絡を取り合う人は指で数えられるほど。

妻は地域で輪を広げている。

子供は働いていて、忙しい。

遊び方もわからず、脳も身体も活動を辞めていく。

 

こういった人たちは、多いようです。

 

 

そこで私は、

 

自分と関わる人、皆が遊び方を知っていて、私の友人と友人が繋がる場を提供したい

 

と感じました。

 

そのためには、自分が様々な経験をすることで面白い価値観や考え方を持つことができるようにしなければならないと考えています。

 

そのためには、すぐにやれることは行動に移します。

ただし、行動することはとても勇気のいることです。

特に"人"と違うことをするときは、非常に勇気がいります。

 

 

②好きな分野はその人の強み

1.希望した職種ではない
でもお話ししたように自分の得意分野で勝負していきたいと思っています。

 

それはなぜか。

 

自分の好きなことであれば、一日中やっていても飽きないし、突き詰めることができるからです。

 

何より楽しいからです。

 

楽しそうにしてる人って魅力的ですよね?

そういう人に人々は付いて行きたいと思うものだと認識しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.社外でも活躍できる環境に身を置きたい
 

大手の銀行ともなると、まだまだ副業は認められていません。

 

最近では2018年4月から新生銀行で副業が公式で解禁されました。

またみずほFGでも同じ流れで話が進んでいるそうです。

※副業がその会社に利益を与えるかどうかはわかりません。情報漏洩のリスクが非常に大きくなりますからね

 

 

 

近年、SNSが急速に発展し、様々なビジネスモデル、職業が確立しています。

また、AIの登場などにより、これからかなりのリストラが行われていきます。

 

 

最近のニュースではキリンホールディングスも早期退職に手をつけ始めました

昨年2018年最高益を達成しているのにもかかわらずです。

 

どこの会社に所属しているかではなく、個人の力量が問われる時代です。

 

社内営業さえしていれば良かった時代から、社会全体で力量が問われる時代に移り変わっているのです。

 

きっと前の会社(かなりホワイトな環境だった)にいれば30代には1000万円を貰い、平日のみ働けばいい生活でした。

 

しかし、それは今後保証されているわけではありません。

いつリストラになってもおかしくないでしょう。

 

その時に、他社に移るか個人でやっていくかになると思います。

 

どちらにせよ、自分の実力が問われます。

社外での活動がない状態でいきなり出て行っても、迷走してしまうでしょう。

 

 

どうせ迷走するなら、早いうち。どうせ失敗するなら早いうちに。

(失敗する前提になってますが…)

 

 

進んで、色々な経験をしておくことで、流動的に動ける人材になりたい。

常に世の中に触れていたい。

 

 

世の中の流れの先頭にいることと、そこで行動することこそがビジネスでとても重要なことであると考えています。

 

 

 

 

 

おわりに

以上の様々な理由から退職を決意しました。

退職することはとても勇気がいりました。

家族はもちろん友人も皆驚いていました。

自分でも本当にこの決断が正しかったのかはわかりません。

しかし、この決断が正しかったかどうかなんていうものは、今決まるものではありません。

 

死ぬ時に決まると思っています。

死ぬ時に

『あの時、退職する決断してよかった』

 

と思えればいいし、そうではなかったら、この決断の後の行動にも問題があったということになります。

決断一つで決まるものではないと考えます。

これからの行動次第です。

 

これからもたくさん考えて行動に移していき、自分の幸せを掴み、なおかつ誰かの役に立てればいいなと思います。

 

 

 

 

記事をご覧いただきありがとうございます。

 

 

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