かねごんのひとりごとからみんなごとへ

日々、感情が動いた時や考えたことをアウトプットしていきます。それが読者の方に有益な情報となれば幸いです。 基本はひとりごとですが、皆さんのコメントなどによりみんなごととなります。記事を読んで感情が動いた時は、是非コメントしてください!

チップ制度は必要だ!

本日の出勤で最後の労働となることになりました、かねごんです。

 

 

今まで店舗で1ヶ月働き、色々感じることはありましたが、今回はチップ制度について調べたので、そのまとめと私が思うことを述べていきます。

 

 

 

○チップとはなにか

規定料金とは別に、サービスを受けたことに対して心付けとして相手に渡す現金を指す。

(クレジットカードでも、チップの料金は選べる)

 

例えば、レストランで食べる食事は"規定料金"で、それを運んでくれたり、水を入れてくれたり、案内してくれたり、コミュニケーションをすることが"サービス"に値しますね。

 

サービスは目に見えにくい価値だという考え方ができます。

 

 

 


○歴史

旧来の考え方

・労働への対価

・より良いサービスを受けるための一つ

・客の"気持ち次第"

 

上記から、あくまでお客さん次第でチップが支払われるか否かが決まる制度であることがわかります。

 

 


1943年

イギリスにて最低賃金の規定が制定

 

1955年

フランスにてサービスチャージの導入

→ヨーロッパにおけるチップは気持ち程度

 

サービスチャージとは

日本でも多くの店舗で導入がされている、いわゆる「サービス料」です。

一律で○%と決め、徴収する制度です。

一部の人間だけがチップを貰えるようにするのではなく、働いてるスタッフ全員が均等に貰える制度です。

 

・現代の認識
アメリカ、カナダにおけるチップは厳格

チップ=収入(給与)    であるため


アメリカにおけるチップの歴史は、奴隷制度と関係している。奴隷がタダ働きを強要されていたのを気の毒に思った客が今で言うチップを手渡していた。その名残である。

 

 


○語源

推測では"chips (切り屑)"から来てるのかと思いました。端数(切り屑)はスタッフにあげてねみたいな…笑

 

 


語源については明確にはわかってないらしい。

 

①イギリス

パブで迅速にサービスを受けたい人用、または、床屋で悪い血を抜く"血抜き"という作業もあったらしく、迅速にサービスを受けたい人のために、「To Insure Promptness」と書かれた箱を用意していた。その頭文字から取られたという説。

 


②フランス

「酒を飲むためのお金」という意味で、サービスを手厚くしてくれるスタッフには、「この金で酒でも飲んでくれ」と労う文化があったという説。

 

○日本の事情

・日本では公務員にに心付け(チップ)を渡すと渡した側が賄賂罪に問われる

 

 

・日本の文化には適してない気がする

仕事とプライベートは二分されている。

(アメリカやカナダは自分が遊んでいる時でも働いている人がいる。悪いなぁと考えるらしい)

 

・サービスが無料なのが当たり前で育ってきている。

平和で出来高制ではない。水が無料なのも当たり前ですよね?海外行くと全然異なります。

水が有料なのも当たり前だったりします。

 

 

・過去に茶代や心付けとして存在していた

今はサービス料として徴収

学生は控除されていた

 

 

 

 

○チップ制度について

払う側の視点

・お釣りが面倒とか自分が払いたいからお釣りはいらないって思うことはあるでしょう。その端数はスタッフにチップとして与えてもいいかと思います。

 

 

 

○問題

・人種や性別でチップの額が増減する

・キッチンとホールで払われるチップの額が異なる

・文化違う観光客が来た時に摩擦が起きる

 

○法的問題なし

日本の接客業をやっている人は、社内に"受け取ってはならない"旨がない場合は受け取ってと大丈夫です。

ただし、そういったルールがある場合は受け取ってはなりません。

ご注意を!

 

 


チップとデールは関係なし

関係ないです!

 


○実際の経験

アメリカのパスタ

大学4年生の時、卒業旅行でロサンゼルスへ行きました。

サンタモニカから遠くないところに、とても美味しいイタリアンがありました。

非常に美味しいパスタをいただきました。

 

イタリア人のスタッフはいい笑顔で接してくれました。

 

 

 

 

お会計になり、自分の食べた分のお金を出し合いました。

 

 

チップの文化をあまり知らない私たちは、チップを3%程度だけ払って退店しようとしました。

 

 

お会計をスタッフに見せたら、チップを要求されました。

 

私達はほんの数ドルを渡して帰りましたが、スタッフは納得いってなさげでした。

 

 

本来であれば、お会計の10%以上(レシートに記載あり)のチップを渡すのが慣習みたいでした。

 

 

 

 

 

美味しかったので、その翌日も訪問しましたが、昨日居たスタッフの態度は一変して怪訝な顔をしていました。

 

 

原因は、その前日のチップです。

 

 

チップでそれなりに接する態度も変わるのだと肌で感じました。

 

学生だから許してくれよ…

 

とも思いましたが、郷に従わなければならないですよね。

 

これから訪米した際は、しっかりペイできるようにしておこうと心に誓いました。笑

 

セブ島 

基本的にフィリピンはチップ制度はないに等しいです。

 

しかし、親切料を取ろうとしてきます。

 

例えば、山岳地域の観光スポットに行くと、

"バイクで町まで送っていく"

というようなものです。

 

そこはあまりタクシーが来ないため、しつこく勧誘してきます。

 

バイクでの移動はとても危険を伴うと思い、断っていましたが、数十人から勧誘されました。

 

他の観光客は街についてから高額の親切料を請求されるみたいです。

 

私達は嫌すぎて、歩いて帰りました。笑

あまりにも遠かったので、ヒッチハイクで車を捕まえることまでしましたが、正解でした。笑

 

 

一生忘れられない思い出です。

 

 

 

こういった時は、基本的にはNoで、どうしても頼らざるを得ない時は頼るべし。ただし、交渉は必要です。

しっかり意思疎通を行いましょう。

 

 

○終わりに

チップ制度について、私は賛成です。

飲食店(特にホール)で働いたことのある人なら分かると思いますが、接客業はとても大変でした、ストレスも溜まりますよね。

 

そのくせ、給料はそこまで高くありません。

これからは機械化できるものはどんどんしていって、人間にしか出せない力は重宝されるべきですし、それに伴う対価は必要です。

 

対人関係を築くのが上手な人はこれから活躍します。

 

そういった人にチップとして、お金という表現方法を用いることは当然のことでしょう。

 

働いている人間としても、もっとお客様に最高の体験をして貰おうと頑張れます。

 

 

お互いにWIN-WINなのではないでしょうか?

 

 

 

皆さんはチップ制度について賛成でしょうか?反対でしょうか?

 

 

本日はここら辺で終わります!

閲覧ありがとうございます!

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